当スクールにおけるダンスのレッスンでは、生徒の身体にとって負担と無理のない成長を促していけるように、WAKASAメソッドに沿って身体の基礎の構築を行っています。主宰の松村とも子は、WAKASAメソッド第1期認定指導者。これまでのバレエ指導の現場とのギャップに悩みながらも、メソッドを少しずつ取り入れていくことで生徒達の技術、体型、取り組む姿勢に変化を感じています。
個人指導を希望されたバレエ経験者(大人バレエ)のレッスン時に、このWAKASAメソッドを取り入れてお教えしてみたところ、これまでに一度も成功した事のなかった難しいテクニックも難なくこなす事が出来たり、数日前から痛めていた腰が、レッスン中、気になる事がなかった上に、レッスン後に痛みが消えていたとの感想を受けたことによって、このメソッドの有効性を再認識しています。
「しっかり骨で身体を支える。敢えて筋肉のことを言わない」というこのメソッドに沿って、生徒の体に優しく優美なバレエを目指してご指導します。
また、当スクールは、地域密着型のダンス教室を目指しています。バレエは、今では大人気の大人の趣味となっています。特別な人が習うものではなく、誰もが気軽にスタートして、生涯の趣味として楽しんでいます。発表会で踊ったり、ヴァリエーションのコンクールに参加したり、バレエ公演を劇場でみたり、多くの経験を増やして、心の財産を増やしていってほしい、そうした方のお手伝いをスクールはしたいと思っています。
ヴァリエーションクラスでは、ご自身の好きなソロ作品の指導をしています。パ・ド・ドゥクラスでは、男性と組む踊りを少しずつ練習します。また、コンテンポラリーダンスのクラスも行い、自由な表現を増やすことや、作品を作る楽しみを経験してほしいと思います。クラシックバレエとは異なった体の使い方をして、型にはまらない動きを取りれることで、表現の幅が大きく広がっていきます。
スクールの名前は、パティオ「中庭」ですが、これはダンスが好きな人々が集い語らう空間を作り上げたいという思いからでした。人とのコミュニケーションを大切に、気軽にダンスが習える素敵な中庭を提供していきたいです。
主宰 松村とも子
※WAKASAメソッドとは
フェルデンクライスメソッド(身体訓練法)をもとに、フェルデンクライス国際認定プラクティショナーである若佐久美子の提唱する、脳と筋肉へのアプローチを重力と骨格との関係性において体系的にした教育法。